BASARAの体験談

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少年は1つのカゴにすべての卵を盛り、慎重に慎重に運びました。 でも、もう少しで母屋というところで石につまずいてしまいました。
大事な卵はすべて割れてしまったとさ。 1つのカゴに卵を盛るな。

この訓話は単純なのですが、示唆に富んでいます。 わたしたちは、どうしても「慎重に慎重に集中すればうまくいく」という考え方にとらわれがちです。
「この1回だけはうまくいくにちがいない」と思い込みがちなのです。 「この1回だけは」と思い込んで、手痛い失敗をするのです。
だからこそ、分散することが重要になってきます。 個人投資家がとるべき投資戦略の発想法として欠かすことのできないポイントは、この「分散」という考え方です。
ある特定銘柄の株価が暴落したときに心中しないですむようにする。 そういうディフェンシブな投資方法が分散投資なのです。
どんなに頭が良い人でも、「この株が儲かる」とか「この資産は値上がりする」ということは絶対にわかりません。 「わかったものに集中投資する」という考え方ではなく、「わからないから分散する」という発想が正しいのです。
ここで示した分散投資という発想に基づいて、株や債券、為替などの運用を組み合わせていく。 それが、あなたのポートフォリオになります。
そこで問題となるのは、ポートフォリオをどのような考え方で構成すればよいのかという点です。 ポートフォリオ理論という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
繰り返し述べてきましたが、将来の経済がどうなるか、株価や金利がどうなるか、ということは不確実で誰にもわかりません。 そういう状況下で、個人投資家は投資を決断しなければならないのです。
将来損をするリスクはできるだけ避けたい卜多くの個人投資家はそう思います。 それではどうするか。

株や債券のリスクは、先にふれた変動率、ボラティリティという概念でとらえることが可能です。 株価や債券価格の変動率が大きければ大きいほど、つまり上がったり下がったりする度合いが激しいほど、うまくいったときのもうけが大きくなるし、失敗したときの損失が大きくなります。
ですから、逆にいうと、大もうけ(ハイリターン)したければ変動率が大きい(ハイリスク)ものに投資するということになりますし、損失を最低限(ローリターン)に抑えたければ変動率が小さい(ローリスク)ものに投資することになります。 平均収益率が同じ株が2つあって、1つはリスクが小さく、もう1つはリスクが大きいとすれば、当然、リスクが小さいほうを選ぶことになります。

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